ココロノコトワリ

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落ち着きのない子どもを叱るとうつ病になる危険性がある

子どもの落ち着きのなさは、あなたのしつけのせいでも知的水準が低いからでもありません。

 

正しい対応をしてあげれば社会に順応できます。


学校の授業に注意を払えない、
椅子に落ち着いて座っていられない、先生の
指示に従えないなどの症状をみせる子どもがいます。その場合、ADHDを疑う必要があります。

ADHDとは注意力の障害と多動·衝動性を特徴とする行動障害のことです。

原因はまだ不明ですが、脳の機能に障害が起き、集中力に欠け衝動を抑えられなくなっていると考えられています。

水銀をはじめとした有害,ミネラルが子どもたちの脳へ悪影響を及ぼしているという説もありはすが、まだ証明はされていません。

 

2012年に文部科学省が全国の公立小中学校約5万人を対象にした調査結果によると、

発達障害を持つ子供の割合は約6.5%。

そのうち、3.6%の子供に行動面で問題が見られると発表しています。

 

なお3.6%というのはADHDの割合だけを集計した結果ではないので、実際にはもっと少ない数字になるでしょう。

 

次に挙げるような症状が少なくとも6カ月以上続き、学校や家庭の中で不適応を起こしている場合にはADHDの可能性があります。

ただし、素人の身でADHDと判断せず必ず専門医の診断を受けるようにしてください。


①注意が持続できない。
②ものをよくなくす
③注意力が散漫。

④歯磨きなど毎日の決まりごとを忘れてしまう
⑤手足をそわそわ動かす。
⑥よく離席する。
⑦走り回ったり高い所へ登る。
⑧じっとしていない。
⑨しゃべりすぎる。
⑩質問が終わらないうちに答えてしまう。
⑪順番を待つことができない。
⑩他1人にちょっかいを出す。


よく勘違いされるのが、親のしつけが悪いのではないかということ。ADHDはしつけや知的水準とは関係ありません。落ち着かないことに腹を立て、叱りつけるとうつ病を発症する危険性があるといわれていますから、ADHA正しく理解して接するようにしましょう。
ADHDの多くは思春期を過ぎると自然に回復するといわれています。

ADHAについて詳しく記事を書きましたのでこちらもどうぞ。

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